PROGRESSO

雑記ブログです。

タイの人に優しくしてもらった話三連発。

こんにちは。百輝(@momoki012757)です。

 

現在ユーラシア大陸横断中です。

 

 

ちょうど1週間前くらいにタイに入国したのですが、入国してすぐたくさんのタイの方に助けられたのでその時の話をしたいと思います。

 

 

まずラオスヴィエンチャンから国境を越えてすぐのタイのノーンカーイという場所までバスで行きました。

そこから駅まで10kmほどあったのですが僕は歩いて行くことにしました。炎天下の中どこかドリアンの香りを漂わせる道をひたすら歩きました。そこまでの道も全然分からなかったのでひたすら道を聞きながら進んで行きます。

 

すると急にお兄さんが店から出て来て、

「どこに行くの?」「ちょっと待ってて」 

えっ?!って僕は思ったんですけど近くにいたおばちゃん達と少し話していると

お兄さんがバイクを持ってやって来て「乗してってあげる!行こう!タダだから」と言われ僕もそのままの勢いでバイクに乗り込みました。するとものの10分くらいで駅に着いてしまいました。それからすぐに彼はUターンして颯爽と帰って行きました。声をかけられてから乗り込むまでが早すぎてすごい楽しかったです。

タイに着いて早々、何も知らないこんな僕を駅まで送ってくれてありがとう。本当に助かった(^ ^)

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タイ到着早々、タイの優しさに触れたのですがこの日にある事件が起きます。

 

駅に着いたのは12時過ぎで、バンコク行きのチケットを買うと出発はなんと18時30分らしい。でも幸いにそこの駅にはWifiが飛んでいたのでいくらでも暇をつぶすことができました。まあずっと携帯を触ってるのもあれなんで途中に写真を撮ったりして遊んでいました。

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そして18時頃になり列車が到着して来ました。でも僕の乗る列車の前に何台かあったのでその列車だと思っていました。駅構内にある電光掲示板を見てもまだ18時10分発の列車がまだ発車していない様子。それから18時10分が過ぎても列車が出発しません。僕は海外ではよくあるように列車が遅れているだけかなあって思っていました。もうすぐ30分になろうとしているときでも、その列車は発車しないので僕はまだ列車に乗らずに座っていました。すると30分ちょうどに列車が発車しました。僕はなんかちょっとおかしいなあと思って駅員さんに自分の乗る列車はまだだよね?って恐る恐る聞いてみると、

「今行ったよーーー!」

ガーン!!列車はなんも遅れていなくて予定通りにきっちり動いていたんです(T . T)完璧乗り過ごしてしまいました。

僕はもう走っても間に合わないと思って、チケットを明日の分に変えてもらいに行きました。もっと高いチケットなら今日中に出発できたんですが、ここでも問題発生。僕の所持金はわずか140バーツのみ。僕が今日買った18時30分発の超格安のチケットでも213バーツするので僕は買うことができません。でもここで諦めてはいけないと、今持ってる全財産で買えないか交渉します。さっき電車に遅れたことを伝え、必死にこれで買えないか伝える。最初は頑なに「NO!」の一言だけだったが、次第にめんどくさくなったのか140バーツでチケットを買えることになりました。

でも!このまま140バーツで買ってしまったら僕の全財産が無くなり、その状態でバンコク到着予定の明後日の朝まで生きなければならないことになります。そんなん無理やーー( ;∀;)飲まず食わずで1日を過ごすなんて想像できない。そう思った僕は「20バーツだけ。20バーツだけ返して〜〜( ;  ; )」なんて必死に頼み込みました。そしたら見事に20バーツだけ返してもらえたんです。てかこんな値段適当でいいんやったら普通に今日のチケットと交換してくれよお。まあ20バーツなんて水一本かクッキーとかしか買えないんですけどね。それでも無いよりはマシ。

よってこの日は駅で野宿に。辺りには野良犬がたくさんいたしホームレスの方もいたので少し怖かった。でも24時間体制で駅の警備員がいて、その人に寝るところを案内してもらい扇風機までつけてもらって夜は案外快適に寝ることができました。

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次の日僕はまた18時30分まで待たなければ行けなかったので携帯を触りながらゴロゴロしていました。本当にWifiがあったのが唯一の救い。そんでゴロゴロ〜ゴロゴロ〜していると、清掃員っぽいおばちゃんが僕に話しかけて来ました。どっから来たの?とかどこに行くの?とか全部タイ語なので全部雰囲気で喋っていました。そして僕は今日ここで寝ていたことを伝えると何にも食ってないの?ということになり「可哀想にー。」という感じに。それでなんか持って来てくれそうな雰囲気だったので、僕は大丈夫だよと伝えるとおばちゃんはどこかに行ってしまいました。そして数分後におばちゃんが大量の食料を抱えてやって来たのです。お弁当からサラダ、ブドウ、お菓子と水なんかまで。そしてさらには奥からもう一人駅員さんらしきおじさんがやってきて300バーツ僕にくれるというのです。

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僕は自然と涙が溢れていました。1日以上何も食べれないと思っていたけど、まさか最後にこんな優しくされるなんて思ってもいなくて。僕を助けたい、僕の力になりたいそんな気持ち一つで物を分け与えてくれる姿に感動してしまいました。ぼくはそれらを全部もらい、泣きながら食べたサラダの味は一生忘れません。決して美味しいとは言えんかったんやけど。(笑)本当にありがとう!!

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(おばちゃんとはライン交換して家の場所まで教えてもらうほどに。でもこの後、何枚もおばちゃんの自撮り写真だけが送られてくるのになんて返したらいいか分からなくて困ってます・・・笑)

 

そして今日は無事に列車に乗ることに成功。昨日遅れたことを知っているせいか、それともおばちゃんがみんなに言ってくれたおかげか、出発前にいろんな人が僕のところに確認しに来てくれて確実に乗ることができました。

そしてこの列車は一番安いチケットなのでとても狭く12時間かけてバンコクに向かいます。列車内にクーラーはなく窓のみ。温度調節が難しくこの日は雨がとても降っていたでなのか朝方はめちゃめちゃ寒くて全然寝れなかった。そして何でかわからんけど1時間以上遅れてバンコクに到着。

そのとき列車に一緒に乗っていた隣のおばちゃんと仲良くなって、タイのローカルフードを教えてもらったりしました。そして僕がBTSというタイの電車に乗りたいんだと伝えると(おばちゃんは英語がとっても上手)、「そゆことなら私が連れてってやる!」と列車を降りた後案内してくれました。でもおばちゃんはチェンマイに住んでいてたぶんバンコクの詳しい道なんて知りません。でもおばちゃんはいろんな人に聞きながらバスに乗ってBTSまで連れてってくれました。雨が降っている中、自分もあまり知らない街を案内してくれたおばちゃんに本当に感謝です。笑顔が最高!

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タイ入って早々にたくさんの人の優しさに触れることになったのでとてもビックリしているのと同時にとても感動しています。日本人だからこんなに優しくしてくれるのかは分からないけど、タイの人は本当に優しい。この後も普通に歩いてる人に道を聞いてもみんな優しく教えてくれるしなんて優しい国なんだと再確認。

 

こんだけ優しされたからには他の人への恩送りを忘れないようにしなくちゃな〜。

たぶんこの旅はこれからも助けられるだろうし(°_°)

本当にこの体験は大事にしよう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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