〈マナリ〜レー〉絶景&絶叫のバス移動
こんにちは。百輝(@momoki012757)です。
現在ユーラシア大陸横断に挑戦中です。
先日、バイクでマナリからレーまでバイクで行こうと計画を立てていたのですが、予算の都合上レーまではバスで行くことになりました。だから今回はその時の様子を描いて行きたいと思います。僕が行ったのは6月の上旬でした。季節によって景色や気温とかも変わることもあると思いますが、誰かしらの参考になれば幸いです。
【日程】毎朝4時出発〜〈一泊〉〜次の日の昼頃到着。
【費用】840(チケット代)+250(宿代)+(飲食代)=1500ルピー
【持ち物】パスポート、高山病対策の薬、ビニール袋、水
【服装】半袖長ズボン(*推奨)、ウルトラライトダウン、もう一枚羽織るもの
いきなり注意なんですが、マナリからレーに行こうとすると二日間かかります。僕はてっきり1日で着くと思ってレーでの宿の予約を間違えてしまったので注意してください。
マナリからレーまでのバスは2018年度は5月の25日から毎朝4時に出ているようです。なのでレーに着くのは翌日のお昼頃になっています。その日の夜は宿に泊まることになります。*宿代はバスのチケット代に含まれません。
チケット購入
まずはチケットを購入。
町の中心地にのバスステーションでバスチケットが買えます。ツアー会社とかでも売っていると思いますが、今回はバスステーションでチケットを買いました。たぶんバスステーションで買うのが一番安いと思います。
まずはインド人が割り込みして来て全然進まない列に並んでチケットを買います。レーまで行きたいといえばチケットを買えるのですが僕が買ったのはこのチケット。
料金は840ルピー。そしてよく見ると左上のところに「HIMMANI DELUXE 2×2」と書いてあります。これはバスのランクを表していて、今回のバスは普通にリラックスできる程度のバスということになります。
でも僕がマナリで泊まっていたカウチサーフィンのホストが言うには「ORDINARY」というローカルバスみたいなのが500ルピーくらいであるよ!って言っていました。お金を極力節約したいって人はそっちを選んでも良さそうです。でも後々も書きますが、道中はひどい悪路が多いので僕はDELUXEバスを選んで良かったと思いました。DELUXEバスだと席がフカフカで座り心地は普通に良かったです。悪路のため揺れはどうしようもありませんが。何も言わないと僕と同じようにDELUXEバスで考えてくるので変更したい場合は言う必要があります。
あと、こちらはバスのチケット代なので出発日には宿泊しなければいけないので、レーに行くには宿泊代が別にかかってきます。一部屋四人くらい寝れるところに泊まったのですが(てかそこに泊まるしかない)料金は一人250ルピーでした。この値段はバスの進み具合で変わる宿泊場所によって少し変わってくると思います。
だから合計で840ルピー(チケット代)+250ルピー(宿代)+(飲食代)=1500ルピーくらいは使うことになりそうです。
出発
そして朝四時に出発。僕は少し遅れて4時を過ぎてしまったけどまだバスはいました。多少なら待ってくれそうです。てか運転手が適当なだけかな?
バスの椅子は普通にフカフカで狭いと言う感じはありませんでした。ただ大きい荷物をバスの下に入れるシステムはなかったので、僕は荷物が多かったので通路に置く形になってみんなそこを通るので何回もどかしたりするのがめんどくさかったです。
ある程度の大きさなら足元に置いたり上にも荷物を詰めるところがあったので、楽にできると思います。
朝早かったからすぐに寝て、目を覚ますと外は明るくクラクションを何度も鳴らしながら峠道を走っていました。
ガードレールがないので一歩踏み外せば山の下まで一直線です。こんな狭い道を対向車とすれ違いながら進むので常にハラハラドキドキです。
途中の標高が高くなってくると雪が見えてきて、雪の上で遊んでいる人たちが出てきます。同じバスに乗っていたインド人たちも雪が珍しいのか写真やら動画をたくさん撮っていました。
それからどんどん進んで行くと次から次へと絶景が広がっています。本当に常に外側の世界は絶景でした。大きくて轟々しい山々の間を抜けて行くのはまさに圧巻でした。
ヤギの大群がいて「メェ〜メェ〜」言っていて面白かったです(^ ^)
宿泊場所
泊まったところはこんな感じでした。
普通にキレイで寝るだけだったので毛布もあって十分でした。ネパール人のおばちゃんたちが入りなって言ってくれます。電源もありました。
やっぱり夜はとても寒いです。バス移動中も標高が高い場所だととても寒くて低くなると暑くなる感じでした。僕は半袖長ズボンで行って低いところだと窓を開けて風があれば涼しいなくらいで、標高が高くなってくると寒くなってきたので上にウルトラライトダウンを羽織っていました。昼間はそんな感じで大丈夫だったんですけど、夜になると一気に冷え込みます。僕はパーカーに着替えたのですが、もう一枚上着を持っているといいと思いました。
2日目
レーの町に近づいてくると砂漠の町が続きます。山は山でもいろんな表情を見せてくれるので道中は外の景色で飽きることはありませんでした。
しかし道の状況は最悪に近いです。本当に左右に揺れます。道もボコボコだったり、途中道を川が横切っていたりするところを走ったりするので、まさにアトラクションに乗っている気分です。僕は大丈夫でしたが途中吐いている人もいたので、酔い止めやビニール袋を持って行った方がいいかもしれません。休憩が何回もあるので外に出て空気を吸うのがオススメです。
これはライダーが川を横切るのを待っている所です(笑)
こんなんが日常茶飯事な道をガンガン行きます。でも僕はこんな道を走っている人たちを見て、自分もバイクで走りたいなんて思ってしまった(・ω・`)
砂漠が見えてきたらもう少しです。がんばってください!(笑)
高山病
高山病についてなのですが、めちゃめちゃ頭が痛くなりました。やはり標高が高いので外にでて歩くとすぐに息が上がるし頭も痛くなりました。でもバスに乗っているときは座っているだけなのであまり辛くなかったです。
対策
・水分を適度に摂取する
・ダイアモックスという薬を服用する
・呼吸を意識的に深く行う
対策として考えられるのはこんくらいだと思います。僕自身は薬も飲んでないし、水分もあんまり取ってなかったけど最後まで大丈夫でした。もちろん標高が高くなると頭が痛くなったりしたのですが、標高が下がるとすぐに痛みは消えるので大丈夫でした。
なので高山病は一人一人程度が違ったりもするので、心配な人はこれらの対策を試して見てください。
薬はマナリで売っています。
これはマナリ〜レー間の標高図になっています。
よかったら参考にしてみてください。
パスポートチェック
そして道中4回くらいパスポートチェックがありました。運転手に「パスポート持って来い」って言われて外の警察のところでパスポートを見せるだけです。外国人だけがパスポートを見せなだめみたいです。
最後のチェックポイントでは、レーでの滞在日数と泊まる宿を聞かれて、僕はネットで調べて一番安かった「Raybo Hostel」と言う所にしてたんですが、たぶん一番安かったので他にも同じところに泊まる人がいて、バスを降りてからは一緒にホステルまで向かうことになりました。だから他の人の泊まる所とかもよく聞いておくといいかもしれません。
ご飯
道中の飯ですが、いろんなところにご飯を食べるところや売店があるので何も心配ありませんでした。
その中でも僕の中でオススメなのが、「モモ」という餃子のような食べ物です。てかもはや餃子です。カレーに飽きたって人にはぜひオススメします。80ルピー(約128円)くらいでめっちゃうまいです。
まとめ
マナリからレーまでバスで移動するととてつもない絶景とアドベンチャー体験が待っていました。人によっては耐えられないって人もいそうなほど悪路で揺られに揺られまくるのですが、僕は外の絶景がかき消してくれました。
数万円払うとレーには飛行機で行くことができるのですが、バスで行くからこそ見えた絶景がありました。またこの景色をバイクで走りながら見たいな〜ってつくづく思いました。これはまたの機会までお預けとしときます。
マナリもレーもとてもいい所で暑い今の季節の避暑地としてもとても人気があります。僕が実際に訪れて感じたことは、思ったより田舎田舎していなくて普通に店はたくさんあるし、都会のデリーみたいにゴチャゴチャしていてうるさくないし周りには数千メートル級のの山々が連なっていてとても好きな雰囲気でした。アウトドアグッズなんかも安く手に入るのでオススメです。インドに行った際にはぜひマナリやレーに行ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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