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雑記ブログです。

『ハノイからヴィエンチャン』過酷なバス旅の先にあったのは。

こんにちは。百輝(@momoki012757)です。

 

現在ユーラシア大陸横断に挑戦しています。

 

momoki.hatenablog.jp

 

 

 

先日ベトナムの首都ハノイからバスでラオスの首都ヴィエンチャンまで行った時の話です。

 

 

ハノイからヴィエンチャンまでのバスの値段が調べると25ドル〜30ドルくらいだったので、泊まっていたホステルから近い旅行代理店をひたすら当たってみることにしました。でもすぐ近くにあった1件目で25ドルだったのでもうそこにお願いすることにしました。店員さんも日本が好きみたいでとてもいい対応だったのも決め手になりました。そして、明後日出発のバスを予約することに。時間は17時に旅行代理店に集合。集合場所を自分の泊まっていたホテル前にもできたのですが僕は直接旅行代理店に行く方を選びました。ちなみにヴィエンチャンまでの所要時間は22時間だそうです。

 

そして出発当日僕は同じゲストハウスの部屋で仲良くなったレイと一緒に出ました。彼女も今日ハノイを出るらしいのでそのまま一緒にご飯を食べに行き、カフェでコーヒーを飲むことに。すると、ちょうど僕と同じユーラシア大陸に挑戦しているフジタローとミキが近くに来たのでカフェに来てもらって久しぶりのご対面。それからレイは出発の時間でみんなでお別れしました。

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それからまた別のカフェへ行き3人でこれまで何があったとか、これからどうするんだとかいう旅の話をしていました。僕の旅は10万円だけ持ってって言ってて、いかにも少ないような風に言ってるけど、彼らは無一文でユーラシア大陸に挑戦しているのでケタが違いすぎるんです(°_°)話を聞くと初っ端僕も苦労した中国で彼たちもだいぶ苦労したようでお疲れ気味でした。でも彼らにはすごいパワーがあるのを知っているので何だかんだこの挑戦も達成するんだなと期待してしまうんですよね。本当に頑張って欲しい。

そして、今日僕は彼らより一足先にラオス入りを果たす予定なのでお別れ。彼らとはまた会いそうな気がします。そんで、僕は時間通りに旅行代理店へ。するとバイクのおっちゃんが待っていて少し離れたところまで乗せて行ってくれました。そこには一台の少し大きめのタクシーが。中にはアフリカ人の方が2名、オーストラリア人、韓国人の方達が乗っていました。見る限りこのタクシーにはせいぜい乗れても後一人。と思っていたら運転手が僕にもっと詰めろと言ってきて後ろの席に詰め込まれました。僕のところはキッチキチで詰めていてタクシーは走り出しました。するとタクシーは一旦止まり、僕と同い年くらいの若者が二人乗り込んできました。もう車内はパンパンですよ。おかげで二つ隣に座っていたオーストラリア人は「Fu*k!」を連呼している始末です。そしてですよ。おそらくこのタクシーは定員が、運転手を含めて6人のところを現在8人乗っている状況です。そしてさらに!

この状況にプラス一人乗ってくるそうです。その時点でもうみんなが「えーーーーーーー( ゚д゚)」ですよ。しかもその乗ってきた人が豊満な欧米人女性で、みんなの「Fu*k!」がこだましていましたよ。後から乗ってくる欧米人も可哀想。そんで運転手が「このままずっとタクシーで行っちゃう??」なんて冗談を飛ばしながらバス停に向かいます。車内はみんな苦笑いですが。でもどうやら全員が同じ行き先じゃないらしく途中で二人くらい降りたのでだいぶ楽になりました。そしてヴィエンチャン行き組でバスステーションに向かいます。バスステーションに着くと指定されたバスに乗って出発です。

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車内はこんな感じで寝台バスになっています。中国の時に乗った寝台バスより広く、タクシーで来た僕たちの他に乗客があまりいなかったのでとても快適でした。普通かもしれないけど、こういう寝台バスの時は二階に寝ることをお勧めします。一階だと外の景色は見れないし窮屈です。まあなんでこんなこと言うかっていうと僕が一階を選んでしまったからです。笑

あ、そういえば出発してすぐにパスポートと1ドルを回収されました。この1ドルは出国税からしいんですけどよく分かんないです。ドンでも払えます。んで次の日の朝、ふと目をさますとバスが止まっていて周りにいたはずの人がいませんでした。しかも僕の足元に置いていたリュックが無くなっていたんです。急いで外に出ると、たくさんの人が休憩してました。どうやら国境のイミグレーションについたらしく、そのイミグレーションが7時からしか開かないらしくて待ってるみたい。リュックの居場所を確かめたくてバスの運転手からあっちこっち探してもどれが運転手なのか分からず聞くことすらできなかった。そして、流れで出国手続きをするようになって、外国人で集まって出国手続きと入国手続きを済ませる。ネットの情報にもあったように日本人はラオスに入る時にビザが入らないのでサクッと通れてしまう。オーストラリア人からビザ代を払ってないの?って聞かれるのは予想通りだ。そして再びバスに乗り込んで出発する。そういえばその時に気づいたんだが最初にいなかった人もいつのまにか乗ってきているようで外国人も少しだけ増えていた。

そんでヴィエンチャンにむけて再出発です。僕はバスの中で携帯を触っても、パソコンしても本を読んでも酔ってしまうたちなのでひたすら寝続けます。朝休憩で立ち寄った所では、僕はそのまま寝ていたかったのですが無理やり起こされて外に出ろと言われしぶしぶ出ることに。僕は別にすることもなかったので、ボーッとしていると、気づいたらバスが行っちゃってるんです!!えーーーーーっ!って思ってなんか近くにスタッフっぽい人がいたから「あれってヴィエンチャン行き??」って聞くと、「そうだよ。」ってそだよじゃねーよ!!教えてくれよ( ;∀;)

僕は必死に走って追いかけると止まってくれてなんとか間に合いました(°_°)

運転手は普通の顔してるし、中に入ると今まで一緒だった外国人組が「君がいないのに行っちゃうからビックリしたよー」「まじFu*kだな」という感じでした。まさか置いてかれると思ってなかった自分が一番ビックリしましたよ。結局リュックも勝手に運転手が下の荷物入れに運んでいたらしいし。

そんで走り出したと思ったらまた問題発生。

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エンジントラブルでバスが止まりました。。。。

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僕は寝ていてなんか暑いなあって目覚ますと、エンジンが止まっている。セルは回るみたいだが何回やってもエンジンがつかない。全く動かないので暑い車内より外の方がいいだろうと思って外に出てみました。するとこんなにもいい天気で、なんとラオスらしい山が見えるところで止まってくれるんでしょう。バスの粋な計らいなのかなって思うほど綺麗な景色でしたね。でも外は日差しが強く中にいる方がまだマシでした。そのままスタッフたちは必死にバスを直そうとしているんですけど一向に直らないので運転手から一言。「バス乗り換えるぞ〜」

少し待つと違うバスがやってきて僕たちは荷物を持ってそっちに移動しろとのこと。リュックが下の方に埋もれてて僕はみんなを追う形で違うバスの中に入ります。するとそこには通路に寝ているほどパンパンの人が(°_°)そんな所に座るスペースなんてほとんど無いんですがみんなで協力して少しずつスペースを開けていきます。ぎゅうぎゅう詰めでなんとか自分のスペースを見つけ確保する。(←これ大事!)めっちゃきつい体勢のまま揺られること数時間。途中昼飯休憩とかあったけど、あの密度の中ずっと同じ体勢でいるのは流石に辛かった( ̄^ ̄)移動時間合計で23時間で到着。思ってたより遅れてなかったみたい。

 

なんか、こんだけ長い時間一緒なバスに揺られて、何回かのトラブルを乗り越えると勝手に外国人組で仲間意識みたいなのが生まれてる気がした。なんか自然に仲良くなっててヴィエンチャンに着いてからは、アフリカ人二人と、オーストラリア人、イギリス人の五人と一緒にシェアバスで市街に向かいました。その後は一緒に宿を探し、夜は一緒にご飯を食べたりナイトマーケットに行ったりしました。

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あんまりお金を使いたくないと思ってたけど、この日はがんがんビールを飲んで楽しみました。なんてったって大きい瓶でも200円しないくらいやったかな?とりあえず安い。正直僕は英語がうまく話せるわけでもなくちゃんと聞き取れるわけでもないので、みんなが何を話しているのか正確にはわからないけど、この時間が楽しかったのは確かだ。23時間という長い時間、トラブルの連続があって自然に仲良くなれたのだろう。

(ちなみにアフリカの人はベトナムのプロサッカー選手で年は僕と同じ22歳(°_°)自分が子供にしか見えない・・・・) 

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