PROGRESSO

雑記ブログです。

今回の旅は助けられる旅。

こんにちは。百輝(@momoki012757)です。

 

現在ユーラシア大陸横断中です。

momoki.hatenablog.jp

 

 

題名の通り、今回のユーラシア大陸横断の旅は助けられる旅になりそうです。

 

まず紹介したいのがこのユーラシア大陸横断を決意してたどり着いた最初の国「中国」での出来事です。

地獄の10日間 

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僕は現金10万円しか持ってかんけど、カウチサーフィンやヒッチハイクを使えばなんとかなるやろーと思っていました。

でも中国に着いて早々、そんな甘い考えは一瞬で覆されます。

まず、中国ではWifiが使えない(°_°)細かく言うと使えるようにもできるんだけど、何も準備をしていない僕は中国にいた約10日間全くネットを使えませんでした。だからこの10日間が本当に地獄でした。親にも友達にもみんなに中国に行くとは言っていたのですが、自分が無事であることを伝えれない不安は想像を超えていました。せめて自分が生きてると言うことだけでも伝えることができたらもうちょっと気が楽だったかもしれません。

そしてもう一つヒッチハイクが全くできない(°_°)僕は日本で、猿岩石のヒッチハイクユーラシア大陸横断を見て、あんなにお金がない状態でもできてるんだから10万円ある僕ならできるでしょと思っていました。その猿岩石も中国からヒッチハイクで進んでいったので僕もできるだろうと思っていました。がしかし、全くできなかったです。まあこれも正確に言うと、できなかったのは俺の力不足でネットで探すと中国でヒッチハイクしている人もいました。場所とかが悪かったんかもしれません。三日粘ってもダメでした。

そして結局列車とかバスとかを使って中国を抜けることになりました。まあそれはそれで普段乗らないような列車に長時間乗って同じ席の人と仲良くなったりして新鮮な体験ができて楽しかったんですけど。でもネットの使えない状態でとっても寂しかったです。

 

素敵な出会い

そんな中国でも素敵な出会いがたくさんありました。中国人のイメージとしては優しくないとか非常識だとか、日本人からしたら思うかもしれませんが優しい人もたくさんいました。

それは僕がヒッチハイクしていた時の話です。だからまだ中国に行って最初の方になるかな。いろんな人にアドバイスをもらいながら、紙の地図を頼りにヒッチハイクの場所を少しずつ変えていきました。そうして僕がボードを掲げていると、後ろから一人の男性に声をかけられました。

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そうして出会ったのがこの男性。名前は何斐章(カヒーショー)さん。僕はナニさんと呼んでいます。この方、実は日本が大好きでつい先日まで北海道に一人で旅行に行っていたほどです。たまたま何さんが働いていた会社の前で僕がヒッチハイクをしていて、日本人らしき人が変なことしてるぞってことで出てきて僕に声をかけてくれました。少しだけ日本語の喋れるナニさんと話して、久しぶりに日本語を聞いて一安心(まあ全然久しぶりじゃないんやけど。三日くらい笑)。寂しくて寂しくてしょうがなかった僕の心もそれだけで癒されました。そして、初めて会った日は中国で使える地図アプリ「高徳地図」を教えてくれたり、僕がヒッチをしたかった場所の方角を教えてくれました。「高徳地図」は中国版googleマップのようなものでオフラインでもある程度見れるので、中国行く際には取っておくと便利です。

そうして僕はその場所でヒッチハイクをしました。暗くなるまでやってました。そして次の日も朝からヒッチハイクしていたんですが、昼頃に僕は心が折れてしまいました。今まで日本でヒッチハイクをしたことはあったしなかなか止まってくれない時もあったけど、車に乗っている人の目線やら表情を見ていて中国でヒッチハイクできる可能性を見出せなかった。絶対に乗せてくれないと思ってしまったんです。こんなに長いこと待ったこともなかったので何時間も目の前を素通りされて自分を否定されているような気分で本当に心がズタボロでした。そこで僕は唯一知り合いで日本語を喋れるナニさんに頼るしかないと思ってもう一度ナニさんの会社を訪れました。事情を説明して電車かバスで行きたいんだと伝えると、列車でいくのが一番安いからと一緒にチケットを買いに行ってくれました。しかも僕は手持ちがなかったので後で払うと言ってもナニさんが払ってあげると言うのです。僕はその優しさに甘えるしかありませんでした。しかもその後会社のシャワーを使っていいよと言われ日本ぶりのシャワーを浴びさせてもらいました。もうこの時点で至れり尽くせりなのですが、さらに!!今日の夜はナニさんの家に泊まってもいいと言ってくれたんです。もう本当神様のようでした。しかもこれだけじゃないんです!!!たまたま上海に帰って来てた友達と今日の夜にご飯に行く予定だったから一緒に行かない?と誘ってくれたんです。僕は喜んで着いて行くことにしました( ;∀;)まじ神様

その日の夜、僕はナニさんに金魚のフンのように着いていきたどり着いた先はなんと「居酒屋」(°_°)

そこには日本語でかかれたメニューにSMAPのポスター、日本のテレビが流れていました。ナニさんの友達と合流して中に入って、ビールに枝豆に焼き鳥などを注文!

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みんなで乾杯して食べまくりました。中国では物価もイマイチ分からなかったし、これからに旅のことを考えて、一食5元(約100円)〜8元(約120円)で済ますようにしていたので、もう明日の分もと思って食べて食べて飲みまくりました。それでもナニさんは僕が食べる以上に頼むのだいぶ余ってしまったんですけど、食べれそうなのだけお持ち帰りで明日の分の食料にしてくれました。なんとありがたや〜〜(T ^ T)他の人たちも面白い人でとても楽しい時間になりました。家に帰るとナニさんがまた信じられないことをするんですよ。僕に2、3万円分のお金を渡して来たんです。僕は流石に受け取れないと言ったんですけど、ナニさんも僕の話を聞いて応援したいからと言ってくれて僕はそのお金を受け取りました。んで僕は酔っ払ってるわけで家に帰ったら速攻で寝ちゃったんですけどね。

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次の日、僕が今できる精一杯のお返しをと思って、折り紙で折ったと、日本から持って来た五円玉手紙に添えて出て行きました。

 

他にもたくさんの中国の人に助けられました。 まず実際に中国を訪れて中国人からの優しさを肌で感じれたことはすごい良い経験になりました。日本にも良い人もいれば悪い人もいるように、中国人にも良い人もいれば悪い人もいるということをこの身をもって体験できて本当によかったです。やっぱり人と人で対話してその人がどう言う人なのかを判断していかないとだめだなって思いました。だから中国に行って本当よかったです。

 

 

助けられる旅

中国から始まって現在ミャンマーヤンゴンにいるのですが、ナニさんだけではなく数え切れないくらいの人に助けられながらここまで来ました。

 

momoki.hatenablog.jp

 そして僕はきっとこれからも助けられながら旅をして行くんだと思います。中には人に迷惑をかけながら旅するな!とか思うかもしれないんですが、いいんです。元々、こういった人との出会いが楽しくて旅をしているんですが、もう僕は今までたくさんの人に助けられて、もうとことん助けてもらおうって思うようになりました。そして自分もとことん、そう行った人たちを助けてあげようって思いました。自分が助けてもらった分は、他の人に恩として返すまさに「恩送り」が大事だなって思いましたね。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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